第十章・天下三分の計 | 島津義弘と伊達政宗の戦いが遂に決着
第10章・⑭我が人生に悔いは無し | 小説「薩摩の風に送られて」最終話
ここ薩摩島津の居城「鹿児島城」には、島津義弘と忠恒が何やら話し込んでいる。「父上、これで真によかった 続きを読む…
豊臣秀頼を金沢城に迎え入れた九州連合と欧州独立連合。前田、上杉、加藤、福島といった親豊臣をも味方に引き入れた島津義弘と伊達政宗は、金沢に徳川家康を呼び天下三分の計の詰めの段階へと入る。
ここ薩摩島津の居城「鹿児島城」には、島津義弘と忠恒が何やら話し込んでいる。「父上、これで真によかった 続きを読む…
仙台城の奥の間に、巨大軍船の設計図が飾られた。それを眺めながら政宗は、影綱に本音を漏らす。「しかし、 続きを読む…
千六百三年、新幕府が誕生した。その名は、江戸幕府である。徳川家康が、江戸幕府の初代将軍の座に就いた。 続きを読む…
幕府体制について、話し合いがされた。 まず右大臣として・徳川家康が征夷大将軍として政権を司る。 秀吉 続きを読む…
家康は、苛つきが隠せない。このまま適当に話に応じ、急いで江戸へ帰還し戦準備をするかを迷っていたのであ 続きを読む…
評定の場で「釣り野伏せ」を仕掛ける島津義弘 徳川家康は、己以外の諸将が、何やら企んでいる事に気が付き 続きを読む…
清正が、話題を変える。「分かり申した。それでは、そこにおられる前田家が謀反を起したという噂があったが 続きを読む…
加藤清正が、口を開いた。 「秀頼様、みな揃ってござりまする」 秀頼が、清正から教わった通りに話し出す 続きを読む…
金沢城に、錚々たる顔ぶれが揃った。雰囲気は、かなり徳川家康を中心にギクシャクしている。家康は、心の中 続きを読む…
ここ金沢港にも、島津義弘率いる九州連合が到着した。義弘自身、北陸は始めてである。海の色からして南国薩 続きを読む…