①「島津忠長」が伊藤祐兵を破り、九州諸大名が島津に靡く。

伊藤祐兵を破ったことで日向の大小名、豪族達が挙って島津に降った。
特に大きな勢力としては秋月種長である。
種長は九州制覇戦より島津と縁深く、早々に降ってきた。
北九州ではやはり、黒田如水が動き出す。
如水は、元大友の所領、府内に侵攻し大友吉統と交戦中。
そして加藤清正が、犬猿の仲である小西行長の宇土城を攻めている。
しかし行長自身は軍勢を率いて関ヶ原に参陣しており、宇土城にはわずかな守備兵しかいない。
行長のいない宇土城留守居役の小西幸影は島津に助けを求めた。
島津忠恒は、要請に応え宇土城の小西家を救出すべく薩摩を出立。
小西家が助けを求めてくることは忠恒の想定内であったのである。

島津義弘、関ヶ原の両軍に割って入る | 第四章・4・島津参上


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第四章・②島津の釣り野伏せ | 伊藤軍に襲い掛かる島津家のお家芸「釣り野伏せ」の恐怖 · 2023年2月11日 7:28 PM

[…] 島津忠恒の強かさと、怯える小西家 | 第四章・3・深謀冷徹 […]

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