①「島津義弘が関ヶ原へ向かう中、島津忠恒が九州制覇に着手。

関ヶ原に東西の主力が対峙したとの報が入った。
朝鮮の役以来、島津が動く。

手始めに日向肥沃五万石の伊藤祐兵を攻める予定である。

②「島津忠長」率いる先鋒が、日向飫肥へ進撃。

先鋒の島津忠長が兵三千で日向肥沃に向けて進発する。
「よし、城を囲み次第軍議を行う」
忠長は、出来れば伊藤勢が城から討って出て来る事を願っていた。
しかし、伊藤勢は討って出て来る事はなかった。
「よいか、この九州制覇ぐずぐずしている時間がないゆえ、時のかかる攻城戦は避けねばならん」
「あれをやるゆえ、餌さはだれがやる?」
川上忠克が名乗り出る。
「わいがりもす!」
「よし、早速明日決行じゃ、ぬかりなきよう」
この夜、忠長軍以外で本国の薩摩より新たに三千の兵が肥沃城近くの山林に姿を隠すように移動した。


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