豊臣秀吉がこの世を去り、行く末に悩む島津家十七代当主「島津義弘」。
先代当主・島津義久そして、世継ぎの・島津忠恒それぞれの思惑が交差する中、
義弘が決断した戦略「天下三分の計」が風と共に奔り出す。
第1章 九州の覇者[目次]
1.迷 い
~秀吉の死と、苦悩する島津義弘
2.伏見事件
~島津忠恒、伊集院忠棟を成敗する
3.忠恒の思惑
~狂乱の島津忠恒、伏見を脱出
4.義弘帰国
~島津親子の帰国に桜島が大噴火
5.風立ちぬ
~島津義弘、ついに「日本三分の計」を表明
6.島津のとる道
~わが胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島
第1章に登場する観光スポットご案内
「平松神社」と島津義久、義弘の弟、島津歳久の菩提寺「心岳寺」
北薩戦国物語プロローグ④ | 第二次九州征伐にも関連話が掲載中