南部利直、曰く「奥州の地は、奥州の者で守らなければならない」

その一言に同じく若き相馬家の次期当主「相馬利胤」の心が動く。

独連こと奥州独立連合の本隊が米沢峠にて激しい戦闘が行われている中、福島攻撃隊の南部利直が相馬領に入り、
相馬利胤と密に会っていた。
この時既に、奥州独立連合は内部で独連と呼ばれていた。
利胤は若いためか、利直と気が合ったらしい。
利直が利胤に決意を話す。
「奥州の地は、奥州の者で守らなければならない」
利胤が応える。
「先代はどうであれ、時代は変わった。わしは政宗殿の考えを支持する覚悟でござる」
義胤はもはや諦め顔である。
諦めというよりは寧ろ、伊達に付く方が得策ではないか思い始めていた。
利胤の父、義胤も何とか説得し、相馬家の独連加盟が決定となった。
義胤は大の政宗嫌いであり、過去の遺恨もただならぬものが在る。
義胤の人生の大半は、政宗のために費やしたと言っても過言ではない。
「すきにせい。しかしわしは政宗には会わんからな!」
義胤は、吐き捨てるように部屋を後にした。
ここ相馬家でも世代交代が起きたのであった。


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