罠は想定外であった「片倉影綱」。

「やはり罠があったな」
政宗が義道をねぎらう。
「よし、後日騎砲隊を押し出す前に、落とし穴を全てつぶせ」
奥州独立連合軍は、落とし穴を潰し次第、攻撃に出る事にした。
援護の鉄砲隊も投入し作業に取り掛かる。
その日の内に、少々犠牲を出したが落とし穴を全て埋めた。
翌朝伊達軍は、再度攻撃準備に入る。

上杉軍のお家芸、車懸りの陣は偃月から始まる。

すると、突然上杉方の陣形が変形した。
何かに気付いた影綱は、政宗を振り返った。
「あれは、偃月の陣・・・と言う事は」
政宗が即応する。
「まずい、先を越された。陣形改めい、鶴翼の陣!!」
連合軍は、防御の構えである鶴翼の陣に変更した。


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