外伝・九州三国志

外伝・九州三国志

九州三国志~4.島津家の賭け

①義久、義弘、歳久、それぞれの思惑 なんと関白「豊臣秀吉」(とよとみひでよし)から安堵されたのは薩摩一国のみであった。島津義久(しまづよしひさ)は、お家存続のためやむを得ず降伏したが、義久は悪感を覚えた。弟達の行動である。“義久降伏”それは...
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九州三国志~3.第二次九州征伐

①豊臣秀吉軍は大きく二方面より義久に迫る。 第一次九州征伐にて大敗を喫した豊臣軍は、関白「豊臣秀吉」(とよとみひでよし)自らが腰を上げた。秀吉軍は、大きく二方二面より九州に進軍し、秀吉本隊は、熊本・八代より、別働隊は秀吉の弟「豊臣秀長」(と...
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九州三国志~2.第一次九州征伐

①九州平定間近の島津軍に、関白秀吉が激怒。 島津義久(しまづよしひさ)率いる島津四兄弟の九州制覇戦もほぼ完成する。この報は直ちに大阪の関白「豊臣秀吉」(とよとみひでよし)に届けられた。大友宗麟(おおともそうりん)が、秀吉に泣きついたのである...
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九州三国志~1.島津四兄弟の九州制覇戦

①島津北上!九州制覇戦の始まり 1586年(天正14)、関白「豊臣秀吉」(とよとみひでよし)は、中国の毛利輝元(もうりてるもと)、四国の長曾我部元親(ちょうそかべもとちか)を降し徳川家康(とくがわいえやす)をも従えた。全国制覇もほぼ完成しつ...