「島津忠長」率いる四国制圧軍と共に、薩摩に凱旋する島津義弘。
義弘を乗せた島津軍が、土佐沖を通過すると同時に、約束通り長曾我部家に土佐浦戸を返還した。
忠長は土佐中村も占拠しているので、四国遠征軍を土佐中村へ撤退させた。
義弘が久しぶりに薩摩へ凱旋した。
義久が迎えに出る。
「義弘。ご苦労であったの」
義弘が笑顔で応える。
「はあ、忠長のおかげで助かり申した」
義久が九州における戦況を報告する。
・ 島津に付いたのは主として、鍋島直茂、小西行影、秋月種長等。
・ 黒田如水を撃破した事。
・ 九州にて残るは加藤清正のみである事。
など
義弘は安堵の表情で聞いている。
島津義久より現況を聞いた義弘は「加藤清正」に会いに行く決断をする。
<まずまずじゃな。加藤清正に会いに行くか!!>
義久が義弘にねぎらいの言葉を掛ける。
「まずは、暫く休まれよ!」
義弘は、今後の展開を考えつつ、その場に大の字で眠ってしまった。
0件のコメント