①「徳川家康」に「結城秀康」敗れるの報が届く。

家康のもとに、秀康が伊達政宗率いる独連に惨敗したとの報が入った。
島津征伐の準備に掛かっていた家康にとっては、大きく計画が狂う事になる。
秀康であれば、勝利するまでも負けることはないと踏んでいた。

「なにが、独連じゃ! ふざけおって」

家康が爪を噛む。
まだ家康の関東勢には余裕があったが、宇都宮を突破されれば江戸も危ない。
しかも、相手は独眼龍政宗である。

②徳川家康、独眼竜との戦いを優先し関東へ

本多忠勝が声を掛ける。
「殿、これ以上放って置くわけにはいきませんな」
家康が頷く。
<やはり、わしが行かねばならんか>


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第8章・関東争奪戦 目次へ


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